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●今日のお客さま発想事例 ⇒ 「65歳以上は半額のタクシー」
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これは先日の新聞に載っていた事例で、
「北海道の旭タクシーが、65歳以上の乗客に限り半額とする新運賃を
北海道運輸局に申請した」というものです。
タクシー業界全体を見れば苦戦している業界かもしれませんが、
その一方で、観光地においてはガイドができる運転手さんや、
英語で外国人の観光客にもガイドができる運転手さんを養成したり、
全車禁煙車にするなど、これまでのダーティなイメージを払拭して
女性客にアピールしたり、
といった、自社のマーケットを研究したお客様発想な企画は
じわっと売上げにつながっていそうです。
この「65歳以上は半額のタクシー」は現在、運輸局の判断待ちの状態ですが
これが認可されれば、同じような地域特性のある地域では
申請するタクシー会社が増えるかもしれません。
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■ここからが、この商品について、過去にさかのぼった私の妄想の世界です。
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私(タクシー会社社長)は、まず自社の営業エリアを分析します。
●旭川地域では近隣に移動する場合でも、一旦市の中心街までバスで出てから
別のバスに乗り換える必要があるなど、交通が不便だ。
そこで、自社のタクシー利用者の顧客分析をします。
●法人利用と、個人利用の割合(個人利用が主だった)
↓
●個人利用の属性調査(運転手さんに毎日カウントしてもらう)
利用者の属性と料金で、マトリクス表を作成。
↓
●「高齢者からの収入が2割を占めている。」という点に注目。
⇒バス利用場合の「遠回りする時間のロス、しんどさ」は
(バス料金よりは高いけど)半額にすればバスよりも
タクシーを利用する人が相当数いるのではないか?
という仮説を立てます。
↓
●ここで、大企業の場合は、事業の採算性を事前に予測するために
高齢者へのアンケート調査をする場合もありますが、
調査費がない場合は、調査しているよりも
とりあえずやってみた方がよいですね。
設備投資など費用がかからない場合などは特に
まず、やってみて感触をみる、お客様に感想をうかがう、
そして、改善する、といったPDCAを繰り返すと良いです。
(PDCA = PLAN ⇒ DO ⇒ CHECK ⇒ ACTION)
■妄想の余談■
お客様の囲い込みという点では、
プリペイドカードという手もありますが、
タクシーのプリペイドカードというのは、もうあるのでしょうか?
65歳以上で半額になるのなら、
1万円のカードだと2万円分乗れるというような。
高齢者がご自身で購入してもよいですが、
孝行な子供や孫から、おじいちゃん、おばあちゃんへのプレゼントに
という使い方や、何かの販促ツールにも使えそうです。
高齢者用に限らず、どこかのタクシー会社の
プリペイドカードを購入したり、もらったりすれば、
自然とその会社のタクシーに乗るようになりますよね。
(これはこれで、投資費用がかかるので、
費用対効果の計算は必要です。)
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