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●今日のお客さま発想事例 ⇒ 「再春館製薬所のCM」
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「再春館製薬所のドモホルンリンクルのCM」ですが、
ここのCMは新バージョンが出るたびに
変にヒネらず、素直にお客様発想で作られていて、
お客様発想CMの王道を行っているなぁ!と感嘆しています。
メインターゲットの年代(30代後半〜40代)の共感を呼ぶ要素が
凝縮されていると思うのですが、
●一つ目のポイントとして、例えば
「まぶたのアイラインが引きにくくなってきたのは、
ハリがなくなってきたから。」
などというナレーションです。
こんなのを該当者(まぶたのアイラインが引きにくくなってきたヒト)が
耳にした日にゃ、「ぎょっ!!」となって、画面に釘付けです。
即行、お試しセット請求の電話をかけてしまうことでしょう。
●また、2つ目のポイントとして、
30代後半以上の女性は
これまでにさんざんいろいろな化粧品を試してきていますから、
「化粧品って体に悪い材料が入っているけど、仕方がないんだ。」
「だけど、やっぱり本当はいやだけど・・・。」
といった、大手化粧品会社に対するうっすらとした、
けれども潜在意識に根深い不信感を持っているものです。
そのポイントを突いて、「誠実な会社」をアピールしているところが
秀逸です。(実際の再春館製薬所がどういう企業なのかは
知らないのですが)
CMでは、工場のすべての機材を毎日2時間かけて洗浄するとか、
お試しセットで試した方にしか販売しない、とか
日々製造した商品を3年間保管している、など
裏方の努力、会社のうんちくといったものを毎回のCMで少しずつ出して
「共感と啓蒙」に成功しています。
江守 徹の抑えたナレーションもはまっていますね。
●ほかにもお客様発想のCMだなと思うのは
・アリコ(女性2、3人でのリアルな日常の会話)
・パンパース(高いというイメージが付いているのを払拭するもの)
・台所洗剤のジョイ(「主婦の88%が油汚れが落ちると認めた」と
「88%」という信憑性のありそうな数字を出して証明しているもの。
・・・これはちょっと「ベタすぎる感」もありますが。)
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■ここからが、この商品について、過去にさかのぼった私の妄想の世界です。
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私(ブランドマネージャー)は、30代、40代女性の
アンケート調査を実施します。
●調査項目は
・顔のお手入れの仕方
・自分の肌についての不満
・これまでの化粧品遍歴と満足点、不満点
↓
●アンケート結果を見て、グループインタビューを実施します。
実際に日頃のお手入れやお化粧をしてもらいながらやると、
使える調査結果が取れそうです。
↓
グループインタビューで拾ったキーワードを
共感を得る言葉として使います。
■妄想の余談■
化粧品でいうと、以前から不思議なのが、
60代以上女性向けという商品カテゴリーがないことです。
私の母は60ン歳なのですが、
暇なこともあってか、美への追求心は老いてもますます盛んで、
何ですか、「肌がしっとりする化粧水」なるものを
自分で作ったりしています。
痴呆の女性でも、お化粧をしてあげるといきいきする、
といった話もききますし、この市場は未開拓市場ではないかと
思ったりするのですが、どうなのでしょう?
■■■編集後記■■■
私も「肌がしっとり」することには、研究熱心な年頃ですので、
新聞などで、試供品やら「今なら半額で提供!」というのを
せっせと申し込んでは比較検討しております(^^)。
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