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●今日のお客さま発想事例 ⇒ 「女性靴の中敷き」
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女性靴ブランド「卑弥呼」の健康靴専門店「カムイ」の靴は
健康とデザインを両立させていて30歳前後のキャリア女性に人気です。
「カムイ」で販売される靴には歩行時の衝撃を和らげるジェルが入った
中敷き敷かれていますが、その中敷きの厚さはわずか2ミリです。
卑弥呼が「カムイ」を発売した1991年当初、中敷きの厚さは
5〜7ミリありました。
この厚さだと流行のデザインを取り入れて、つま先をとがらせようとしても
中敷きの厚さが邪魔をして丸みを帯びてしまいます。
ですから、その当時は「カムイ」の商品はそれほど売れませんでした。
女性は靴を選ぶときには、デザインを優先する人が多いですよね。
特に若い時はなおさら、多少の痛さをがまんしても
おしゃれを重視します。
それで外反母趾になったり、足の爪がへんなことになったり、
腰が痛くなったりするのですが、若いときは多少のことはガマンします。
話は戻りますが、卑弥呼はデザイン性には優れている靴屋さんなので
中敷きを薄くすることが「カムイ」の課題でした。
そして1996年には3ミリに、2003年には2ミリにすることに
成功し、売上げは二ケタ伸びが続いています。
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■ここからが、この商品について、過去にさかのぼった私の妄想の世界です。
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今回はB to Bで妄想してみました。
私(靴の中敷き製造会社の商品開発者)は、30代の仕事を持つ女性の
アンケート調査を実施します。
●調査項目は
・職種による靴の使い分け状況の違い
・靴を選ぶ際の優先順位
・靴についての不満
・足やからだに関する健康状況
↓
●アンケート結果から、「おしゃれ靴」と「足に優しい靴」の
トレードオフの現状と、それに対する不満の大きさを確認します。
↓
●いままでになかった薄い中敷きを自社で開発し、
「足に優しく」かつ「デザイン性の高い」靴を実現可能にする
新商品として、靴のメーカーに営業に行きます。
■今回はB to B企業でも最終消費者のニーズを拾って
商品開発に活かす例を挙げてみました。
■■■編集後記■■■
靴に関しては、私は昔からほんとに困っています!
なにせ足が大きいのです(25.5cmです)。
ハタチくらいまでは、それでもおしゃれなデザインの靴が履きたくて
24.5cmの靴をはいていました。すごく痛かったです。
・・・若いときは見た目重視なんです!(苦)
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